第80回国連総会ハイレベル一般討論への出席とアメリカでの二国間活動の一環として、現地時間24日、ベトナムのレ・ホアイ・チュン外務大臣代行はデンマークのラース・ロッケ・ラスムセン外務大臣と会見しました。

会見で両指導者は、国交樹立55周年を迎えるにあたり、今後ハイレベル代表団の交流を一層促進していくことで一致しました。チュン外務大臣代行は、特にグリーン転換と持続可能な開発の分野で協力を強化する必要性を提案しました。

また、デンマークに対し、残るEU加盟国によるベトナム・欧州投資保護協定（EVIPA）の早期批准を後押しするとともに、欧州委員会（EC）に対し、ベトナム産水産物への違法・無報告・無規制（IUU）漁業に関する「イエローカード」の早期解除を働きかけるよう求めました。

これに対し、ラスムセン外務大臣はベトナムがデンマークにとって東南アジアにおける最も重要なパートナーの一つであることを強調し、特にグリーン転換の分野でデンマーク企業のベトナムへの投資拡大を積極的に推進していく考えを表明しました。

(VOVWORLD)