18日、ハノイで、ファム・ミン・チン首相はIMF=国際通貨基金の岡村健司副専務理事と面会しました。
席上、チン首相は、ベトナムの刷新、開放、国際統合の過程におけるIMFの積極的かつ効果的な支援を常に重視していると明らかにしました。IMFの支援は、マクロ経済の安定強化、インフレ抑制、成長促進、そしてマクロ経済管理・運営能力の向上に重要な貢献を果たしているとのことです。また、チン首相は、IMFに対し、ベトナムへの政策助言とリスク警告を継続し、技術協力と人材育成を強化し、新たな国際経済状況への適応を支援するプログラムを実施するよう要請しました。
一方、岡村副専務理事は、今回のベトナムへの出張は、ベトナムの成功の道を深く理解するとともに、具体的で実用的かつ効果的な活動やプロジェクトを通じて、IMFとベトナムとの長年にわたる関係を強化することを目的としていると述べました。また、IMFはベトナムが大規模なプログラムやプロジェクトに必要な外部リソースを動員できるようサポートする為に、国際金融機関に働きかけていくと確約しました。
(VOVWORLD)