COP28=国連気候変動枠組条約第28回締約国会議への出席を機に、12月1日午後、アラブ首長国連邦のドバイで、ファム・ミンチン首相はベトナムとIPG=国際パートナーズグループとの「公正なエネルギー移行パートナーシップ」の実施を目指すリソース調達計画を発表しました。
また、チン首相は「公正なエネルギー移行パートナーシップが2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロにする目標が盛り込まれたベトナムの国家エネルギー開発戦略の実施にとって決定的な意義があり、ベトナムはエネルギー転換を加速するため、野心的で断固たる措置を取っている」と明らかにしました。さらに、チン首相は外国のパートナーに対し、再生可能なエネルギーのための産業およびサービスのエコシステムの開発、エネルギーの伝達と貯蔵、エネルギーの節約的かつ効果的な使用、グリーンエネルギーへの転換、交通運輸分野の温室効果ガス排出量の削減といった5つの分野でベトナムとの協力を優先すること、およびベトナムに対する155億ドル相当の援助金の実行に関する合意の達成を促すことを提案しました。
一方、国際パートナーズグループの指導者はベトナムの「公正なエネルギー移行パートナーシップ」の実施を目指すリソース調達計画の公布を高く評価し、ベトナムに対する金融・技術援助やガバナンス能力の向上の支援を継続すると強調しました。
(VOVWORLD)