国連サイバー犯罪対策条約の署名開放式が10月25日と26日の両日、ハノイで開催されます。
ベトナムが国連により世界的な国際条約の署名開放式の開催地として選ばれたのは今回が初めてです。このイベントは、ベトナムの国際法の統合、特に多国間外交における新たな節目となるだけでなく、ベトナムのサイバーセキュリティ分野への国際投資を直接誘致するチャンスでもあります。これについて、公安省のルオン・タム・クアン大臣は次のように述べました。
(テープ)
「現在、最も巨額の投資誘致が見込まれる分野は、金融・銀行、電子商取引、クラウドコンピューティングなどの分野におけるサイバーセキュリティです。特に、クラウドコンピューティングのセキュリティサービスなど、サイバー監視・インシデント対応サービスは非常に潜在力があると評価されています。ベトナムのサイバーセキュリティ市場は、2025年までに4億ドル以上の規模に達すると予測されているからです。そのため、ハノイ条約署名式の枠組みの中で、我々はサイバーセキュリティとデジタルトランスフォーメーションに関する大規模な展示会を開催する予定です。展示会には、ベトナムの主要なテクノロジー企業が集結する見込みです。これは世界の多くの企業がベトナムの企業や政府機関と直接繋がるチャンスとなります」
ハノイ条約の署名開放式には、200を超える国、国際機関および地域機関が参加する予定であり、その中には多くの国家元首、政府首脳、各国の閣僚が含まれています。
(VOVWORLD)