国家主席の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、5日、中部港湾都市ダナンで、ボー・バン・トゥオン国家主席と同市選出国会議員団は地元の有権者との会合を行いました。
席上、トゥオン主席は国の経済社会や、対外活動などについて通知しました。その中で、「今年のベトナムのGDP=国内総生産の伸び率が5%の程度にとどまる見通しであるが、世界経済が多くの困難に直面している背景の中で、これは望ましい成果である」と強調しました。
外交活動に関し、トゥオン氏は、「これまで、ベトナムは193か国との外交関係を、そして、30か国と戦略的パートナーシップ、または包括的戦略パートナーシップを締結してきた」と明らかにしました。
トゥオン国家主席は次のように語りました。
(テープ)
「私は、中国や、アメリカ、日本、イギリスなどとの二国間と多国間活動に参加しました。これらの国々はいずれも、困難を乗り越えるためのベトナムの努力を高く評価しています。外交関係を多様化・多角化させるというベトナムの全方位外交政策は国際社会から好評を得ています」
このように語ったトゥオン国家主席は、党建設や、政治システムの健全化、腐敗防止対策にも触れ、「これらの事業は重要な成果を収めている」と明らかにしました。
(VOVWORLD)