2日午後、ハノイでファム・ミン・チン首相は教育訓練改革国家委員会の2024年会議を主宰しました。会議では、社会主義志向の市場経済下における教育改革の実施計画について議論が行われました。
チン首相は会議で、「教育は国家の最重要政策の一つ」と改めて強調しました。飛躍の時代を迎えるベトナムにとって、教育改革は国の発展の基盤となるとの認識を示しました。
具体的な改革案として、地方および教育機関の自主性強化、教育の質的向上、教員の能力開発、学生中心の教育環境づくり、教師の意欲向上につながる施策などが示されました。
特に注目されるのは、生涯学習社会の実現に向けた新たな制度作りです。チン首相は「変化の激しい時代において、継続的な学習機会の提供は不可欠」と述べ、その実現に向けた具体的な取り組みを加速させる考えを示しました。
(VOVWORLD)