16日、ビンフック省を訪問中のファム・ミン・チン首相はタムダオ食肉加工工場複合施設を視察し、ビンフック省ナムビンイエン都市地区の社会住宅プロジェクトの起工式に出席し、ビンフック省が計画する都市地区や観光地の予定地をも視察しました。
タムダオ食肉加工工場複合施設は、ベトナム大手乳製品株式会社ビナミルクの子会社であるベトナム畜産総公社と日本の総合商社「双日」によって投資され、ジャパン ベトナム ライブストックによって運営されています。ここでチン首相は、ベトナム政府は外国企業、特に日本企業がベトナムで効果的に投資するための支援と条件整備を常に行っていると明らかにしました。また、チン首相は、タムダオ食肉加工工場複合施設が効果的に発展し、ビンフック省とベトナムの社会保障確保に貢献するとともに、ベトナムと日本の関係をますます実質的かつ効果的に深めることに寄与すると確信していると述べました。
ナムビンイエン新都市地区プロジェクト第1段階の社会住宅建設の起工式に出席した際、チン首相は、社会住宅の開発と建設は常に党、国家、政府、首相、各省庁、地方行政府から多くの優遇政策と資源配分を受けており、政府と各部門、地方の重要な任務であると述べました。また、ビンフック省が緑豊かで、清潔かつ美しい都市開発の先駆けとなり続けること、社会住宅と商業住宅の調和のとれた発展を進めながらも、社会住宅を優先するよう希望を表明しました。
ビンイエン市やイエンラック県、ビンスエン県にまたがる1700ヘクタール以上の面積を持つビンフック生態複合都市建設予定地を視察した際、チン首相はこの都市がビンフック省の現代的で自然と調和したビンフック省のハイライトの都市となるべきだと指摘しました。
同日、チン首相はタムダオ県ダイディン町にある第2タムダオエコリゾート観光開発エリアの現地視察も行いました。
観光地の開発方針についての説明を受け、現地を視察した後、チン首相は、ビンフック省と投資家が第2タムダオエコリゾート観光地の研究、計画策定を進めることに同意し、文化交流の促進、周辺地域の住民の物心両面での生活水準の向上への貢献、ビンフック省の観光開発の特色と原動力の創出を目指すよう求めました。
(VOVWORLD)