アルジェリアへの公式訪問の枠内で、現地時間の19日午後、ベトナムのファム・ミン・チン首相は、アブデルマジド・テブン大統領と会見しました。
この席で、両指導者は、ベトナムとアルジェリアの伝統的な友好関係は両国が共有する貴重な財産であり、今後も守り育て、さらに高い次元へ発展させていく必要があるとの認識で一致しました。
チン首相は、新たに確立された戦略的パートナーシップを踏まえ、早期に具体的な行動計画を策定し、ハイレベルから各省庁・地方レベルまでの代表団交流を優先的に進めるべきだと提案しました。
経済・貿易・投資分野では、アルジェリア議会による関連協定の早期批准と、石油採掘・精製プロジェクトの拡大支援を期待すると述べました。 加えて、食料安全保障、農業生産、水産物加工、国防・安全保障、医療、教育分野での協力強化、学生・研究者交流の促進、文化・草の根交流や観光の拡大など、幅広い分野での協力深化に期待を示しました。
これに対しテブン大統領は、チン首相の提案に全面的に賛同すると述べ、両国の合意や協力プログラムを着実に実施し、戦略的パートナーシップを実際のプロジェクトとして早期に具現化するよう、関係機関に指示すると強調しました。
(VOVWORLD)