8日午後、北部山岳地帯ソンラ省で、ベトナム観光の日65周年を記念して、観光分野で活躍する企業・団体・個人を顕彰する懇親会が開催されました。
2019年にソンラ省を訪れた観光客の数は年間わずか250万人で、観光の売上高は1兆9000億ドン（約7,480万米ドル）にとどまっていましたが、昨年に、同省を訪れた観光客は約500万人に達し、観光の売上高は5兆8000億ドン（約2億2,835万米ドル）に上りました。
懇親会でソンラ省人民委員会のチャン・ティ・スアン副委員長は、「観光分野に携わっている企業や個人に対し、観光を重点的戦略として発展させていくよう提案し、次のように述べました。
（テープ）
「各部門、機関、企業、協同組合、観光関連の個人事業者が、2025年までの観光発展に関するソンラ省党委員会の結語第94号、および2030年のビジョンを着実に実施する必要があります。これは観光を重要な経済分野とし、将来的には主要産業とすることを目指します。」
また、今回の懇親会で、スマート観光プラットフォーム「Son La Tour（ソンラ・ツアー）」が正式に発表されました。これにより、ソンラ省は観光分野におけるデジタルトランスフォーメーションを二層制地方行政府モデルで本格的に展開する、国内の最初の地方の一つとなりました。
(VOVWORLD)
