3月26日夜、シンガポールのローレンス・ウォン首相夫妻は25日からのベトナム公式訪問を成功裏に終えました。
訪問中、ウォン首相との会見や、会談で、ベトナムの指導者らは、ウォン首相の今回の公式訪問が重要な意義を持っており、両国関係が包括的な戦略的パートナーシップに格上げされて以来、初のハイレベル代表団の交換活動であると確認しました。
両国の指導者らは、ベトナム東部海域の課題を巡るASEAN東南アジア諸国連合の共通立場を維持することで一致し、航行・航空の自由と安全の重要性を強調しました。また、DOC海上行動宣言の完全かつ効果的な履行を確保し、国際法、とりわけ1982年の国連海洋法条約に則ってCOC海上行動規範の実質的かつ効果的な策定に好ましい環境作りを目指すことを確認しました。
なお、この機会に、ベトナムとシンガポールの両首相は、包括的な戦略的パートナーシップの実施のための行動計画策定協力に関する意向表明書、風力発電取引、QRコードを利用したクロスボーダー決済、デジタル開発とイノベーション、草の根交流などの分野における両国間の協力合意書の調印式に立ち会いました。
(VOVWORLD)