4日、ハノイ市ロンビエン区で、同市人民委員会はコー・リン交差点地下道建設プロジェクトの起工式を行いました。
この地下道は全長およそ600メートル、そのうち密閉区間は100メートルで、片側3車線、計6車線で、幅はそれぞれ10.5メートルです。その投資総額はおよそ7兆5000億ドン(約3億円)にのぼります。
このプロジェクトは、ハノイ東部地域の交通インフラを着実に整備するだけでなく、ロンビエン区での冠水問題の解消にもつながると期待されています。
ハノイ市交通建設投資プロジェクト管理委員会のブイ・ダン・タン氏は次のように語りました。
(テープ)
「この地下道が完成した暁に、ヴィン・トゥイ橋や環状道路2号線と完全に接続し、環状2号線のネットワークが完成します。また、ロンビエン区で進められているボックスカルバート排水システムと連携し、浸水対策にも大きく貢献します」
このコー・リン交差点地下道建設事業は、今年の10月10日の首都ハノイ解放71周年を祝うハノイ市の8つの重点プロジェクトの一つとして実施されています。
ハノイ市人民委員会のズオン・ドゥック・トゥアン副委員長は次のように述べました。
(テープ)
「コー・リン交差点の地下道整備は、都市計画に基づいた交通システムの完成を目指すものであり、交通渋滞や交差点での衝突リスクを減らす上で非常に重要な意義があります。歩道の縮小や中央分離帯の調整、車線拡張、交差点での交通整理などを組み合わせて、総合的な改善を図ります。」
(VOVWORLD)