ホンラ国際総合港は、敷地面積約39ヘクタール、総投資額はおよそ9000万米ドルにのぼり、現代的な技術基準に基づき一体的に整備され、戦略的な位置であるホンラ湾に建設されます。
21日午前、中部クアンビン省クアンチャック県クアンドン村でホンラ港株式会社が「ホンラ国際総合港」プロジェクトの起工式を行いました。このプロジェクトは、クアンビン省および中部地域の社会経済の発展を後押しするための、港湾インフラ開発における重要な事業とされています。
ホンラ国際総合港は、敷地面積約39ヘクタール、総投資額はおよそ9000万米ドルにのぼり、現代的な技術基準に基づき一体的に整備され、戦略的な位置であるホンラ湾に建設されます。自然水深が深く、大型船の受け入れに適していることが特長です。
さらに、この港は沿岸航路から約6海里、ベトナム東部海域(南シナ海)の国際航路から約360海里に位置し、国道1号線から約4キロ、チャロ国際国境ゲートからは約150キロの距離にあります。この立地により、ラオス、タイ、ミャンマーをはじめとする周辺地域の経済圏との物流連携において大きな優位性を持っています。
クアンビン省人民委員会のチャン・フォン委員長は次のように述べました。
(テープ)
「ホンラ国際総合港は、海路と陸路の両面で極めて優れた立地にあり、完成・稼働後は、タイ、ラオス、ミャンマー、中国、そして各主要経済拠点とを結ぶ、地域の重要な物流ハブとなるでしょう。貨物輸送にとどまらず、国際クルーズ船の寄港地としても活用される予定で、海洋観光の発展にも大きな可能性が広がります。本港は、クアンビン省にとって持続可能な成長を推進する大きな原動力となると期待されています」
(VOVWORLD)