伝統的な市場以外への輸出拡大を目的として、ベトナムコーヒー・カカオ協会はこのほど、在カナダベトナム商務部およびカナダコーヒー協会と連携し、トロントで「ベトナムコーヒーデー」を開催し、北米市場における製品のプロモーションを行いました。
このイベントには、ベトナムのコーヒー輸出量の50%以上を占める18の大手輸出企業と、カナダのコーヒー業界関係者、さらにはカナダ在住のベトナム系企業が多数参加しました。
カナダは潜在力のある市場であり、ベトナムのコーヒー輸出額は、包括的および先進的な環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)への加盟後、1000万米ドルから約4000万米ドルへと300%増加しました。
カナダコーヒー協会のロバート・カーター会長によりますと、カナダは世界でも有数のコーヒー消費国であり、カナダ人はコーヒーを非常に好んでいます。これはコーヒー輸出国にとって、この市場に参入する絶好の機会です。
現在、ベトナムは南米地域以外でカナダにとって11番目のコーヒー貿易パートナーであり、カナダ側はベトナムとの関係を拡大し、双方にとっての商機を創出することを目指しています。
(VOVWORLD)