ベトナム各地で相次ぐ台風により、甚大な人的・物的被害が発生していることを受けて、公益財団法人イオンワンパーセントクラブが支援金を寄贈しました。
17日午後、公益財団法人イオンワンパーセントクラブの渡邉廣之理事長が東京のベトナム大使館を訪れ、現金5万ドルに相当する支援金を手渡した際、「今回の自然災害では、ベトナムに甚大な人的物的被害を引き起こしています。イオングループおよびイオンワンパーセントクラブとして、ベトナムで事業を行う企業の一員として、少しでも被災された方々の力になりたいと考えています」と語りました。
これに対し、ベトナムのファム・クアン・ヒエウ駐日特命全権大使は、イオングループおよびイオンワンパーセントクラブの善意に感謝の意を示し、次のように述べました。
「日本の皆さまの温かいご支援に、心から感謝いたします。今回の支援は、被災地の人々にとって大きな励ましになるとともに、ベトナムで活動する日本企業の模範となるものです」
イオンワンパーセントクラブは、イオングループの関連企業が税引き前利益の1%を拠出して運営している社会貢献基金で、1989年に設立されました。
「環境保全」「国際文化交流と人材育成」「地域に根ざした社会文化の振興」を三つの柱に掲げ、これまでベトナムでも教育支援や環境保護など、多くのプロジェクトを展開してきました。
今回の寄付は、長年にわたってベトナムとの信頼関係を築いてきたイオングループの思いを象徴する取り組みとなっています。
(VOVWORLD)