アメリカ企業はベトナムへの投資を拡大する意向があります。
これは、USABC=アメリカ・ASEANビジネス評議会の会長を務めるテッド・オシウス元駐ベトナムアメリカ大使が、19日、ハノイで行われたブ・ホン・タイン国会副議長との面会で出された見解です。テッド・オシウス氏によりますと、アメリカの企業がグリーン転換やテクノロジー、イノベーション、デジタル経済、AI、電子商取引、持続可能な開発などの様々な分野での投資拡大に期待を示しました。
また、オシウス氏をはじめとするアメリカ企業の代表らは、ベトナム国会と政府に対し、行政手続きの改革を継続し、ビジネス環境の最適化を進め、アメリカ企業を含む外国企業により好ましい条件を提示するよう希望を表明しました。
一方、ブ・ホン・タイン副議長は、「ベトナム国会は常に投資・ビジネス環境に関する問題に関心を持ち、外国企業をはじめ、産業界や投資家に優遇政策を講じる」と再確認しました。また、国家予算からの資源に加えて、ベトナムは外国企業や投資家、USABCの企業からの資源を動員し、今後数年間のベトナムの迅速かつ持続可能な経済発展戦略に活用していくとの期待を示しました。
(VOVWORLD)