ラオカイ省のサパー地域に春が訪れると、すべての村や山に雲が発生する。サンサーホー(San Sa Ho)町のモン族の人たちはガウタオ祭りに参加する。昔、ガウタオ祭りは1つの家系の祭りであった。現在のガオタオ祭りは、子宝と豊作を願う意義がありホアンリエンソン地域の共同の祭りである。
サーパー地域の人たちの口伝によると、モン族の夫婦は年間子ができないと、夫は丘に登り、丘の神に子宝を祈願する。3〜5年間の間に子供ができると夫婦は親戚を招き、神への感謝を込めてガウタオ祭りを執り行う。
その後のガウタオ祭りは共同体の祭りになる。今のガウタオ祭りは子宝を願い、村民の家内安全と健康、豊作と幸運を祈願する。
ガウタオ祭りは芦笙の舞り、棒登り、棒踊り、武術コンテスト、歌などの多様な文化活動がある。観光客たちは声援する。雰囲気は賑やかになり夜は、男性は女性に笛を吹くことで愛情を表現する。
文、写真:ゴールデン瞬間クラブ