これに基づき、2030年まで、観光部門は、グリーン成長の方向に沿って、リーディング産業になるという目標が設定されます。

具体的な目標について、ベトナムを訪れる外国人観光客の数は2025年には延べ2500万人～2800万人、2030年には3500万人に達すること。持続可能な観光開発と環境保全、気候変動対応を両立させて実現すること。2030年までに、沿岸地域にあるすべての観光スポット、宿泊施設、およびサービス提供施設などは使い捨てブラスチック製品と非分解性レジ袋を使用しないこと。2045年までに、観光部門は、経済の先駆的な役割を果たすこと。ベトナムはアジア太平洋地域における観光発展上位国に入り、延べ7000万人の外国人観光客を迎えるように取り組むこと。観光分野の貢献度がGDP全体に占める割合は17%～18％に達することです。

また、2026年～2030年までの期間に、ベトナムは北東アジア、東南アジア、欧州、北欧、ロシア、東欧、およびオセアニアなどの従来の市場を維持、拡大するとともに、市場を多様化させ、支払い能力が高い顧客客シェアの拡大へシフトする方針です。そして、海・島の観光資源の最大限的活用、外国でも知名度が高い高級ビーチリゾート地の開発、ローカルな文化価値の発揮、ベトナムと地域、および世界各国の遺産の連結などを行うことになります。

(VOVWORLD)