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発見

広南阮主と皇帝の権威を示す宝物

フエ宮廷美術博物館に所蔵されているフエ宮廷の国宝の中で青銅の大釜、9つの鼎、9門の大砲は最も巨大で洗練された青銅の工芸品と見なされています。これらの三種の宝物群は広南阮主と皇帝の権力、威厳、長寿を表しています。

.阮主時代の青銅製大釜のコレクションはヒエン・ブオン・グエン・フック・タン卿(1648年~1687年)の治世下で鋳造された、サイズと重量の異なる10台で構成され、ダン・チョン政府の権力、威厳、長寿を象徴し、2015年に国宝として認定されました。

これらの大釜は17世紀のさまざまな時期に鋳造され、最も古いものは1659年、最も遅いものは1684年です。このうち、二つの注目すべきものはフエ王宮のカン・チャイン宮殿の中庭にあり、最も大きく、最も重いものです。一つはティン・ドゥック8年(1660年)に鋳造され、ター・ヴの前に配置され、もう一つはティン・ドゥック10年(1662年)に鋳造され、ヒュー・ヴの前に配置されました。これらの二つの大釜の重量は約2,500ポンド(1,500kgに相当)、口径2.m、内径1.83m、高さ1.05mです。

研究者によると、葉、花、動物、ねじれたロープやドラゴンのパターンなどの伝統的なベトナムの装飾モチーフに加えて、これらの青銅製の大釜には非常に派手な装飾モチーフもあります。オークの葉、水玉模様などの西洋のアートスタイルなどはこれらの大釜がダン・チョン政府で働いていた外国人の助言の下で鋳造された可能性が非常に高く、この時期に非常に人気があったことを示しています。また国内の伝統的な青銅鋳造技術は西洋の青銅鋳造技術と干渉していたことが分かります。

 

 

フエ王宮にあるカン・チャイン宮殿の中庭に置かれ、2015年に国宝として認められた阮主時代の大釜。写真:タイン・ホア

大釜は重さ約2500ポンド(1500kgに相当)で口径は2.2m、内径1.83m、高さ1.05m。写真:タイン・ホア

捻れて頑丈なロープ状の大釜の取っ手。写真:タイン・ホア

.九神は阮朝の初代皇帝である嘉隆帝(1802年~1820年)の治世中の1803年に鋳造された9門の大砲の通称で、寸法は約5.15m、重さは10トンを超えています。2012年に国宝として認められました。

各大砲の筒の後ろには「四季」と「五つの要素」に対応する1から9の順に名前が刻まれています。左側にある1から4までの4門の大砲は春、夏、秋、冬の四季にちなんで名付けられています。右側(クアン・ドゥク門の後ろ)にある5門の大砲は5から9の順に木、火、地、金、水の五つの要素にちなんで名付けられています。

 

大砲の本体には火薬の使い方、射撃の仕方、鋳造に携わった人の名前が書かれた文字が書かれています。1816年、嘉隆帝は9門の大砲すべてに「無敵のトゥオン将軍より」という称号を与えました。この称号と叙階の日付は9門の大砲の端にあるノブの位置にエンボス加工されています。グエン王朝初期には、これらの大砲は午門の前の両側に配置されていました。1917年、9門の大砲は現在の位置に移されました。

 

2012年に国宝として認められた9の青銅製の大砲。写真:タイン・ホア

青銅で鋳造された長さ約5.15m、重さ10トンを超える各大砲。写真:タイン・ホア

フエ王宮の午門の前にある大きな広場に面し、城塞門の両側に配置された大砲。写真:タイン・ホア

3.  阮朝九鼎は明命帝(1820年~1814年)の下で1835年に鋳造の勅命を受け、1837年に完成し、フエ王宮城塞にある世廟の前に配置された9つの大きな鼎です。これらは19世紀のベトナム青銅器芸術の高さを示し、2012年に国宝として認められました。

九鼎は国の統一、王朝の正当性と安定性を象徴しています。それぞれの鼎の年代と重さが鼎の口に刻まれています。最も重い鼎はカオ鼎(約2,600kg)で、最も軽い鼎はフエン鼎(約1,930kg)です。

 

九鼎を鋳造することの意味について、明命帝は次のように述べています。「鼎は王位の正当性を示すことであり、名前が記されています...私は前の事業を尊重し、明確な方針に従います。今、昔に倣いたく、世廟にとどまるために九鼎を鋳造する...それは九鼎が永遠に続き、そして次の世代に受け継がれるという希望を表現することです」 (「大南寔録」による)。

阮朝九鼎の胴体には、鼎に名付けられた各皇帝の仮名の二つの大きな漢字と宇宙、山や川、島、鳥、草木など国の特徴的、典型的な広大な天文学的画像を示す17の繊細に描かれた装飾図があります。

研究者によると、阮朝九鼎は19世紀のベトナム独特の「輿地誌」「百科事典」であるだけでなく、国全体を支配する王朝の権力、領域(空と海の両方)、国の有り様そしてその所有権を保護する力を含んでいます。これは阮朝九鼎を鋳造することを命じた明命帝の求めであったと明確に示されています。

 

ユニークな文化的および歴史的価値を持つ阮朝九鼎は世界記憶遺産としての検討と承認のために、フエ記念碑保護センターからユネスコに推薦書が提出されました。

 

2012年に国宝として認められ、ユネスコに世界記憶遺産の推薦書が提出されているフエ市のブロンズ鋳造の傑作、阮朝九鼎。写真:タイン・ホア

フエ王宮内のグエン朝皇帝崇拝の場である世廟中庭に置かれている阮朝九鼎。写真:タイン・ホア

阮朝九鼎の蓮の花の彫刻模様。写真:タイン・ホア

文、写真:タイン・ホア・VNP、翻訳者:ホアン・ミン・フオン

アン・ディン宮殿

アン・ディン宮殿

アン・ディン宮殿(フエ市ファン・ディン・フン通り97号)はアジアとヨーロッパの建築様式が互いに干渉しあった非常にユニークなグエン王朝の芸術的な建築物です。これは20世紀初頭のベトナム新古典建築を代表する典型的な建築物で、今日のフエ建造物群に属する何百もの遺物とは完全に異なっています。

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