21日、フランスの首都パリにあるベトナム文化センターで、「海外におけるベトナム語とベトナム文化の保存」をテーマとするフォーラムが開催されました。
フォーラムの様子(写真:TTXVN)
このフォーラムには、ベトナム語教育に携わる教師や研究者、各種団体の代表者、そしてベトナム語教育の発展に尽力する多くの関係者ら数百人が参加しました。
この催しは、「ベトナム語とベトナム文化教育のグローバル・ネットワーク」の設立5周年を記念して開催されたもので、ベトナム国内および世界各国をオンラインで結ぶハイブリッド形式で実施されました。
フォーラムで講演したフランス・ベトナム文化センターのディン・ゴック・ドゥック所長は、ベトナム語とベトナム文化は国にとってかけがえのない精神的財産であると強調しました。
また、母語は単なるコミュニケーション手段ではなく、海外に暮らすベトナム人と母国、家族、そして民族のルーツを結ぶ大切な絆であると述べました。そのうえで、海外で生まれ育った若い世代がベトナム語の使用能力を高め、民族のアイデンティティへの理解を深められるよう、教育方法のさらなる刷新や文化活動の充実が必要であるとの考えを示しました。
参加者からは、グローバル化が進む中、各地のベトナム語教育機関の連携強化、共通教材の開発、教師養成の推進、さらには教育現場へのデジタル技術の活用が、海外のベトナム人コミュニティにおけるベトナム語の保存と発展に大きく貢献するとの意見が出されました。
設立から5年を迎えたベトナム語・ベトナム文化教育グローバル・ネットワークは、今後も重要な架け橋としての役割を果たしながら、ベトナム語の普及とベトナム文化の魅力を国際社会へ発信していくことが期待されています。
[VOVWORLD]