フェスティバルは2日間にわたり開催され、民族芸能の水上人形劇やベトナムの伝統衣装アオザイの披露、豊かな伝統料理の提供など、多彩なイベントが予定されています。
5月31日、東京・代々木公園で「ベトナムフェスティバル2025」が開幕しました。これは日本で毎年開催されるベトナム関連イベントの中でも最大規模を誇り、多くの在日本ベトナム人や日本の友人、そして各国からの来場者が訪れ、文化体験やベトナム料理を楽しんでいます。
開幕式でグエン・チー・ズン副首相は、今年で17回目の開催となるこのフェスティバルが、在日本ベトナム人コミュニティやベトナムを愛する日本人にとって待望の文化交流イベントとして定着してきたことを強調しました。そして、過去には、日越双方の著名な来賓を迎えており、2008年には当時の皇太子殿下、現在の天皇陛下もご臨席されました。
ズン副首相はまた、100以上のブースと多彩な催しを通じて、ベトナムと日本両国の文化を深く体験できる場であり、今後の経済、貿易、投資、草の根交流、観光などの分野での協力促進につながると述べました。さらに、フェスティバルの成功に貢献した在日本ベトナム人コミュニティと日本の友人たちへの感謝の意も表しました。
フェスティバルは2日間にわたり開催され、民族芸能の水上人形劇やベトナムの伝統衣装アオザイの披露、豊かな伝統料理の提供など、多彩なイベントが予定されています。これは、ベトナムの人々の温かさ、親しみやすさ、そして創造性を紹介する機会となっています。
なかでも今年の見どころのひとつが、ハノイの「タンロン水上人形劇場」が初めて日本で公演を行うことです。来場者数は約18万人にのぼると見込まれています。
(VOVWORLD)