文化は信頼を醸成し、国家のソフトパワーを形成するために、一歩先を行くべきです。
これは、23日午前、ハノイで開催された「文化部門の伝統の日80周年記念式典で、トー・ラム書記長が発表した言葉です。式典には、ファム・ミン・チン首相も出席しました。
文化スポーツ観光省に一等労働勲章を授与する式典で発表を行った際、トー・ラム書記長は、「現在、ベトナムは先進的で民族色豊かな文化の構築を進めており、人間を発展の中心、主体、目標、そして、原動力としている。また、ベトナムは文化産業の発展、健全な文化市場の構築、文化環境・文化的生活の整備、国家的価値観、家族の価値観、そしてベトナム人の価値観の発揮に取り組んでいる」と明らかにするとともに、「文化は一歩先んじて導く存在となり、信頼を醸成させ、国家のソフトパワーの形成を担うべきである」と強調しました。
また、トー・ラム書記長は文化部門に対し、文化を経済・政治・社会と同様の重要性があることに関する党と国の戦略的方針を把握するよう要請し、次のように述べました。
(テープ)
「文化産業および創造経済を成長の新たな柱として発展させなければなりません。文化市場の制度、財政メカニズム、税制、信用、土地、投資、データに関する体制の完備に力を入れる必要があります。また、文化系企業によるスタートアップの取り組みを奨励し、文化製品の生産・流通・消費のためのデジタルインフラを発展させるほか、クリエイティブ工業団地や『文化バレー』の構築を推進すべきです」
(VOVWORLD)