現地時間の9月22日午後、第80回国連総会のハイレベルウイークへの出席とアメリカでの活動を行っているルオン・クオン国家主席はニューヨークでアメリカの友人や長年のパートナー、進歩的な市民らと懇親会を行いました。
この席で、ルオン・クオン国家主席は、アメリカの友人が今後もベトナムに関心を寄せ、両国関係の発展を支持していくことへの期待を表明するとともに、双方の企業や地方をつなぐ架け橋としての役割を発揮し、経済・貿易・投資、特に科学技術やイノベーションといった核心分野での協力を推進するよう呼びかけました。ルオン・クオン国家主席は次のように述べました。
(テープ)
「両国企業や地方の架け橋としての役割を発揮し、経済、貿易、投資、特に科学技術やイノベーションといった中核分野での協力をさらに推進していきます。また、ベトナム戦争の残された課題解決への支援として、枯葉剤・ダイオキシン汚染地域や不発弾の処理、化学兵器の被害者への支援、さらに行方不明となっているベトナム兵士の遺骨収集・身元確認作業を加速させるための情報提供などへの協力を提案しました。その一方で、ベトナムは、戦争中に行方不明となったアメリカ軍兵士の遺骨捜索・送還で、アメリカ側と最大限の努力をもって協力していくことを公約しました」
さらにルオンクオン国家主席は、ベトナムが活力ある発展途上国であり、外国投資家にとって安全で魅力的な投資先であると述べ、アメリカの友人やパートナーがベトナムの発展と両国関係の強化に引き続き貢献してほしいと訴えました。
同日、ルオンクオン国家主席は投資ファンド「ウォーバーグ・ピンカス」のCEOであり、アメリカ・ASEANビジネス評議会会長でもあるジェフリー・デービッド・パールマン氏と会見しました。
(VOVWORLD)