ビーフンはベトナム人のおなじみの食材である。各地域にはそれぞれ独特の作り方がある。例えば、フエには牛肉スープの豚肉ビーフンで有名で、ハノイは焼肉ビーフンや、かにスープビーフンで、有名である。
ミートー(ティエンザン省)は、非常に美味しい「箸で食べる生ビーフン」という食べ物で知られている。 この料理の名前の起源はかなり興味深いようだ。
ミートーの人々の説明によると、この料理を食べる時に、生春巻きのようにビーフン、肉、エビ、野菜等をすべて混ぜてから、ご飯の食べ方と同じように箸で口に入れて食べるという。多分その理由で、この料理は「箸で食べる生ビーフン」(BUN GOI VA)と呼ばれるようになったのかも知れない。
「箸で食べる生ビーフン」は豚肉のベーコンの脂味、ローストナッツのバターの味、魚醤の濃い味、タマリンドのすっぱい味、新鮮なエビの甘い味、唐辛子の辛い味、エシャロットの香り、生野菜のさっぱりした味により魅力的である。それは素朴な食べ物だけれど、「箸で食べる生ビーフン」はミートー地域の特産として知られている。
材料:
-豚の骨2 kg
-豚スペアリブ0.5 kg
-ベーコン250g
-エビ400g
- 酸っぱみのあるタマリンド
-エシャロット、レタス、ざく切りホウレンソウ、千切りバナナの花
-玉ねぎ、コリアンダー、ニンニク
-塩、砂糖、調味料、魚醤
-砕いたローストナッツ
-ビーフン
-魚醤 |
作り方:
-ベーコン、豚軟骨は1口大口にカットして、一緒に茹でる。ベーコンを固茹でし取り出す、軟骨は引き続き煮てスープを作る。
-茹でたベーコンを冷まし、スライスする。
-エビを半ゆでにして、皮をむき、尾は残す(美しく見せるために)。
-玉ねぎ、コリアンダーをきれいに洗って、水気をとりみじん切りにする。
-煮たてたスープにタマリンド、魚醤と調味料をつけ加える。
-食べるときにビーフンをボウルに入れて、その上にハーブ、ベーコン、軟骨、エビ、ピーナッツ、玉ねぎ、コリアンダー等を載せて、最後にスープを入れ、味わう。
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文:ヴィン・フン
撮影:コン・ダット
Bài: Vĩnh Hưng - Ảnh: Công Đạt