トー・ラム書記長は、両国の外務省が関係機関と緊密に連携し、今後の重要な外交活動に向けた準備を進めるよう求めました。
ベトナムは、ラオスとともに偉大な友好関係、特別な団結、包括的な協力を大切にし、さらに発展させていきます。これは、13日午後、ハノイでトー・ラム党書記長はラオスのトンサワン・ポムウィハーン外相と会見した際、述べた言葉です。今回の会見は、2月12日から14日までの同外相のベトナム公式訪問の一環として行われました。
トー・ラム書記長は、両国の外務省が関係機関と緊密に連携し、今後の重要な外交活動に向けた準備を進めるよう求めました。
これに対し、トンサワン・ポムウィハーン外相は、現在、両国関係は最盛期を迎えていると強調し、ラオス政府はベトナムと緊密に協力し、両国の高級指導者が達成した合意を精力的に実行する決意であると述べました。特に、両国の政治局間の合意や、2025年1月に開催された第47回ベトナム・ラオス政府合同委員会の覚書を着実に履行し、両国民に実質的な利益をもたらすことを目指すとしました。
同日午後、ハノイでファム・ミン・チン首相もラオスのトンサワン・ポムウィハーン外相と会見しました。
チン首相は、2024年、ベトナム・ラオス間の経済・貿易・投資協力が引き続き発展し、二国間貿易額が前年より38.2%増の22億5000万米ドルに達したことを評価しました。さらに、将来的には貿易額を50億米ドルに引き上げることを目標としていると述べました。
また、ラオス外務省に対し、引き続きベトナム企業にとって有利な投資環境を提示し、事業展開における課題を迅速に解決するよう要請するとともに、エネルギー、鉱業、工業、観光、教育などの分野でのプロジェクトの推進に注力するよう提案しました。
さらに、両国をつなぐ交通インフラの戦略プロジェクトを加速し、地方間の協力を強化すると同時に、ASEANをはじめとする地域・国際フォーラムにおいても引き続き緊密に連携するよう提案しました。
(VOVWORLD)