ベトナム北部のランソン省で28日、ユネスコ世界ジオパークの認定証授与式が行われました。
ランソン省はこの認定により、世界50カ国・229カ所からなるユネスコ世界ジオパークの仲間入りを果たしました。
授与式でユネスコベトナム事務所のジョナサン・ウォレス・ベーカー所長は「世界ジオパークは人と自然が調和して共生し、環境への負荷を抑えながら地域の発展を促す模範的なモデルである」と説明しました。
また同所長は、ランソン・ジオパークについて「何百万年もの地球の進化を物語る貴重な場所で、私たちの生命と未来にとって極めて重要な価値を持っている」と評価しています。
ランソン・ジオパークは去年9月に世界ジオパークとして認定され、今年4月にユネスコから正式に称号を授与されました。これでベトナムには、ドンヴァン・カルスト台地、ノン・ヌオック・カオ・バン、ダクノン・ジオパークに続いて4つ目の世界ジオパークが誕生したことになります。
(VOVWORLD) -