ベトナム財務省のカオ・アイン・トゥアン副大臣が率いる130名を超える代表団が、今週アメリカで開催された「セレクトUSA投資サミット」に出席しました。このサミットは、海外企業のアメリカへの投資促進を目的とした年次イベントです。

今回のサミットでは、ベトナム企業がアメリカ各州の経済開発機関と直接対話し、新規投資や事業拡大の可能性を探りました。トゥアン副大臣は次のように語りました。

（テープ）

「このサミットを通じて、ベトナム企業はアメリカが強みを持つ科学技術やデジタル化、エネルギー、インフラ、港湾、航空、製造業などの分野で新たな協力や投資のチャンスを見出すことができました。また、両国間の政策対話を進め、ベトナムとアメリカの企業がより円滑に協力できる環境づくりを進めていきたいと考えています」

ベトナム代表団はサミット期間中、アメリカの関係者と複数の二国間会談も実施しました。アメリカを「包括的な戦略的パートナー」と位置づけるベトナムの姿勢を改めて示しました。

サミット主催者側も、ベトナム企業を歓迎するための特別イベントを開催し、両国間のビジネス関係強化に意欲を見せています。

(VOVWORLD)