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ベトナムのブランド

ベトナムの通信大手ベトテル、海外市場進出の20年 

ベトナムの国防省傘下の通信グループ「ベトテル(Viettel)」が海外市場への挑戦を始めてから、ちょうど20年が経ちました。独自の道を切り開き、成長を続けてきた同社は今、単なる「海外投資」から「グローバルなビジネス戦略」へとシフトしています。
ベトナムの国防省傘下の通信グループ「ベトテル(Viettel)」の本部(写真:Viettel)

通信とデジタルの分野で、ベトナム企業の存在感を世界に示しています。この20年間、ベトテルが海外市場に進出した歩みは、通信会社がためらうような難しい市場への挑戦とともにありました。

同社の元総社長、ホアン・アイン・スアン氏は当時のことについて次のように振り返りました。
(テープ)
「当時の目標は、世界トップ10の通信事業者になることでした。ベトナム国内にとどまっていては、その目標は達成できません。世界へ踏み出すことは、ベトテルにとって避けては通れない道だったのです」
ベトテルにとって最初の海外拠点となったカンボジアでは、8番目の参入業者として、激しい競争にさらされました。しかし、同社はまたたく間にネットワークを広げ、農村部や、国境地帯までインターネットを届けました。

Metfoneは、Viettelにとって初の海外ブランドであり、「現地の人々に奉仕する」という精神のもと、シェア首位にまで登り詰めた。( 写真:qdnd.vn)

現在、現地ブランドの「メットフォン(Metfone)」はカンボジア最大の通信会社となり、国の財政や社会活動にも大きく貢献しています。また、中米のハイチでは、2010年の大地震でインフラが壊滅した直後に事業を始めました。まだネットワークも何もないゼロからのスタートでしたが、ベトテルは約束を守り、技術者を派遣しました。現在、ハイチはカリブ海地域で最大の光ファイバー網を持つ国へと生まれ変わりました。

ベトテルの元会長グエン・マニュ・フン情報通信相は、次ぎのように述べています。
(テープ)
「ベトテルは、海外に進出する際、『ベトテル』という名前を使わずに、進出先の国に合わせた独自のブランド名でサービスを展開しています。多くの企業は自社の名前を世界に広めようとしますが、ベトテルは違います。カンボジアでも、現地の人々に愛される名前で事業を行いました」
20年にわたる挑戦の中で、1万人を超える社員が困難を恐れず、各地で「ベトナムの通信」を育ててきました。現在、ベトテルは世界16か国に拠点を持っています。

ファン・ヴァン・ザン国防相は、同社の功績を高く評価しています。
(テープ)
「ベトテルは、10か国でトップクラスの通信ブランドを築き上げ、ベトナム企業が世界へ羽ばたく道筋を作りました。これは国の発展に大きく貢献するだけでなく、経済と国防を両立させるという、わが国の正しい方針を証明するものです」
現在、ベトテルは、進出している海外10市場のうち、7カ国・地域でシェア1位を維持しています。これには、ラオス、カンボジア、ミャンマー、東ティモールの東南アジア4か国、モザンビーク、カメルーン、タンザニア、ブルンジのアフリカ4か国、そしてハイチとペルーの中南米2か国が含まれています。

ハイチにおけるViettelのブランド名「ナトコム(Natcom)」は、同国が最も困難な時期に直面する中、常に寄り添い続ける通信事業者となっています。(写真:qdnd.vn)

成功の秘訣について、ベトテル・カンボジア社のグエン・タイン・ニュオン元総裁は次のように明らかにしました。
(テープ)
「ライバルが安売りを仕掛けてきても、ベトテルは同じ土俵には乗りません。一人ひとりのお客さまを大切にするという哲学を貫き、地域に合わせたきめ細かな対応を心がけました」

海外事業の売上は年間30億ドル、約4500億円を超え、成長率は20%を維持しています。トー・ラム党書記長は、2024年7月にベトテル・カンボジア社の指導部との会合をを行った際、次のように強調しました。

(テープ)
「ベトテルのように、海外投資を通じて、経済的な利益だけでなく、政治や外交、さらには国防の面でも国に大きな利益をもたらしている企業はほかに例を見ません。こうした活動は、単なるビジネスや経済の枠を超えて、ベトナムの国際的なイメージや地位を一段と高めるものとなっています」

ベトテルは今後、通信分野をさらに強めるだけでなく、デジタル技術、ハイテク産業、ネット通販、物流といった新しい分野にも力を入れていく方針です。毎年少なくとも20%の成長を目指すベトテルは、新たな挑戦に立ち向かう決意を固めています。

[VOVWORLD] 


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