ベトナムのラオカイ省バットサット県におけるハ二ー族の人々は自然を愛し大切にするから、その服は西北の山脈の緑の色が染められる。
昔から今まで、ハ二ー族の人々は辛抱強い人であると知られ、棚畑において水稲栽培だけでなく、自らの手で綿を植え、布を織り、ハ二ー民族の伝統的な服を織った。ハ二ー族の女性の伝統的な服装は帽子、上着、ベルト、イエム(ブラジャー)がある。その中、最も特別なのは帽子である。馬の尾の毛で編まれる女性向けの帽子が髪飾りのように見える。子供向けの帽子は茶色であり、円柱の形で、白いピアストルがつけられる。そのピアストルは繁栄、十分な生活、健康を表す。男の子の帽子はカラフルで、女の子の帽子はきらきらした宝玉がつけられる。子供の帽子はハニー族の人々が美術、色を使用する方法を表す。

ハニー族の特徴

子供向けの帽子は多くの白いピアストルがつけられる。

ハニー族の伝統的な服を着ているハニー族の子供たち。

ハニー族の伝統的な服を着ているハニー族の女性たち。

ハニー族の伝統的な服を着ているハニー族の女性たち祭りに参加している。

布を染めているハニー族の人々。

毎日、伝統的な服を着ているハニー族の人々

ハニー族の人々の伝統的な服 |
自然の色である緑の上着の下には、ハニー族の人々はハニー民族だけの模様を有するイエムを着る。ハ二ー族の人々の服は縁は波と雲のように曲がっている。服の上には銀で作られる花がつけられる。ボタンも花のような形で作られる。袖にはハニー族の特徴の模様が刺繍される。一ヶ月ぐらいで服が完成される。他の刺繍模様は一週間ぐらいで完成される。
男性向けの服は黒く、襟は青である。頭にまかれる帯は帽子のように日差しを防ぎ、汗を吸収する。ボタンは銀で作られ、悪魔を追い出す。そのハニー民の人々は年中行事、テト、祭り、結婚式などにおいてその伝統的な服を着る。
ハニー族の人々は伝統的な服が自らの文化、特徴を持っているため、その服を保存することを重視している。
文:タット・ソン
撮影:ゴック・タイン
Bài: Tất Sơn - Ảnh: Ngọc Thanh