カザフスタン共和国への国賓訪問の枠内で、現地時間の7日正午、首都アスタナの独立広場で、トー・ラム書記長夫妻はファシズム戦争の勝利80周年を記念する式典に参列しました。
これはファシズム戦争の勝利80周年を記念するカザフスタン最大のイベントの一つです。カザフスタン共和国のカシム=ジョマルト・トカエフ大統領が式典を主宰しました。
観閲式には4000人以上の軍人と200台以上の軍事技術車両、66機の航空機とヘリコプターが参加しました。
同日午前、トー・ラム書記長はカザフスタンの複数の企業や投資ファンドの指導者と会見しました。コッテクコンス建設株式会社の会長との会見で、トー・ラム書記長は「ベトナムの党と政府が、関係者の利益の調和と投資効率の確保という原則に基づき、同社がベトナムでの建設とレアアース鉱物分野における投資協力の研究と拡大の継続を歓迎すると強調しました。
一方、同社のクスト・ボラット・ドゥルセノフ会長は、ベトナムが同社にベトナムの重要な国家プロジェクトへの投資参加の機会を提供し、両国が需要のある多くの分野に対して協力拡大、促進するよう希望を表明しました。
また、カザフスタン国家投資基金のヌルラン・ジャクポフ総裁との会見で、トー・ラム書記長は、カザフスタン国家投資基金がその優位性を活かし、両国間でバリューチェーンを形成・発展させ、国際市場と繋げることで、今後の投資・ビジネス協力の促進に期待すると述べました。
これに対して、ジャクポフ氏は、同基金が高速鉄道、航空、通信、鉱物資源などの分野での投資を模索するため、ベトナムの関連省庁に代表団を派遣する予定だと明らかにしました。
同日、トー・ラム書記長夫妻はカザフスタンのユニークな観光地である民族文化村「エトノ・アウル」を訪問しました。
(VOVWORLD)