ラオカイ省での実務訪問の一環として、22日午後、ファム・ミン・チン首相は、ラオカイ省とハノイ市、ハイフォン市を結ぶ鉄道建設プロジェクトを視察しました。
中国の鉄道との接続点およびラオカイ駅の建設予定地で現地調査を行った際、チン首相は、このプロジェクトが早急に実施されるべき重要な事業であると強調し、プロジェクトの進捗を加速するため、手続きを簡素化し、早期に開始する必要があると述べました。
また、チン首相は、ラオカイ・ハノイ・ハイフォン鉄道を可能な限り、直線かつ最短距離で設計し、旧ルートを踏襲しないこと、また貨物駅と旅客駅の数や位置を適切に調整して、運用効率を最大化することを指示しました。
そして、列車の運行速度や軌間についても、中国側の鉄道と円滑かつ同期的に接続できるよう設計する必要があるとし、中国側と緊密に協力しながら同期的に実施することの重要性を訴えました。
ラオカイ・ハノイ・ハイフォン鉄道は、総投資額約116億ドル、全長約400kmが見込まれており、ラオカイ、イエンバイ、フート、ビンフック、ハノイ、バクニン、フンイエン、ハイズオン、ハイフォンの9つの省と市を経由します。着工は2025年末、完成は2030年末が予定されています。
(VOVWORLD)
