出張期間中、チン首相は、ポーランドとチェコの殆どの高級指導者と会談、会見、会合を行ったほか、スイスの大統領と会談しました。これらの席で、欧州3カ国の指導者らは、ベトナムとの関係の格上げをしたい意欲を表明しました。その内訳は、ベトナムとポーランドの戦略的パートナーシップ、ベトナムとチェコの戦略的パートナーシップ、そして、ベトナムとスイスの包括的なパートナーシップが確立されるとしています。

一方、WEFの第55回年次総会の枠内で、チン首相は、「未来への飛躍：イノベーションに関するベトナムのビジョンとグローバルな役割」をテーマにした特別政策対話などに参加し、発言をしました。この機に、チン首相は、各国や国際組織のおよそ20名の指導者と個別会見したほか、5つの座談会において約250の大手企業の指導者と意見交換や対話を行いました。

WEFの第55回年次総会への出席に際し、チン首相とベトナムの代表団は、国際共同体に対する協力、団結、および責任感についてのメッセージを発信すると同時にベトナムがパートナーとの協力関係を推進したい意欲を表明しました。

チン首相によるポーランド、チェコ、スイスへの出張は、ベトナムの外交路線の遂行につながっており、ベトナムとパートナーとの関係の深化、ベトナムの地位と役割の向上に貢献するとされています。

(VOVWORLD)