22日夜、中部高原地帯テイグエン地方ダクラク省ブオンマートート市で、ダクラク省設立120周年を祝う記念式典が開催され、グエン・ホア・ビン副首相が出席しました。
式典でビン副首相は、ダクラク省が持つ豊かな潜在力を最大限に活かし、困難を乗り越え、2050年までに「エコで独自性があり、クリエイティブにつながる住みやすい地方」になる目標を掲げるとともに、デジタルトランスフォーメーションやグリーンへの転換、循環型経済、知識経済といった新たな成長の原動力を推進するよう提案しました。ビン副首相は次のように語りました。
(テープ)
「総合的な力を結集し、地元の潜在力と発展の優位性を最大限に活用し、新たな成長原動力を力強く推進する必要があります。特に、大規模で高品質な農林産物の開発を進め、経済モデルを刷新すると同時に、農林水産物の加工や再生可能エネルギーの生産を促進し、清潔で強固かつ効率的な政治体制を構築し、住民のために行動する行政府を目指すべきです。さらに、社会経済の発展、環境保護、社会保障、国防・安全保障、そして社会秩序の確保に全力を尽くさなければなりません」
式典で、文化スポーツ観光省は、「タクハイ遺跡の石製ドリルコレクション」を国宝として認定する決定を発表し、証明書を授与しました。さらに、国立記録研究所は、ダクラク省が「ベトナム最大のコーヒー栽培面積と生産量を持つ地方」、「ラック湖が中部高原地帯最大の淡水湖であること」、「ヨクドン国立公園がベトナム最大の落葉樹林面積を持つこと」という3つの記録を発表しました。
(VOVWORLD)