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文化

キンマとビンロウの文化

ベトナム人の精神の生活で、キンマとビンロウを食べることはただの習慣だけでなく、伝統的な文化の価値も持っている。キンマとビンロウは婚約と結婚式で不可欠な物である。
昔からの習慣
ベトナムにおいて、伝説によると、フン王の時代から、キンマとビンロウを食べる習慣があり、「キンマとビンロウの伝説」に関する。キンマとビンロウは人々が交流することに援助するものであり、婚約、結婚式、葬式などで不可欠な物である。

普通の人から宮廷の中の貴族まで、ベトナムのキン民族の人々だけでなく、北の地方からのタイ、ヌン、ザオ、タイ、ムオン、サンジウ各民族の人々、チュオンソン山脈、タイグエンからのコメ、ブル、エ族、南中部のチャンパの人々もキンマとビンロウを食べる。それぞれの民族は様々な目的でキンマとビンロウを食べる。ムオン民族、タイ民族、エデ族は客が家へ来ると、キンマとビンロウを催し、ヌン民族、タイ民族は「花嫁と花婿の手に布を結ぶ式」でキンマを使う。

普通、ビンロウ(甘さ)、キンマ(苦さ)、根(辛さ)、石灰(熱さ)と一緒に食べられる。ビンロウの木は空(陽)、石灰は土(陰)のシンボルである。キンマの木の幹がビンロウの木の幹を囲むことは仲介を意味し、キンマとビンロウを食べる習慣はもともと東南アジア中にあり、民族の文化の特徴を有する。 

不死鳥の形のようにキンマを包む。(撮影:チャン・フアン)

キンマ、その根、石灰。(撮影:チャン・フアン)

昔ながらの方法でキンマとビンロウを食す。(撮影:チャン・フアン)

キンマとビンロウはベトナム人によって、不可欠な物となる。(撮影:チャン・フアン)

全国の各地方で植えるビンロウの木。(撮影:資料)

家のそばにあるキンマの木。(撮影:チャン・フアン)

ハノイの人のベトナムの結婚式。(撮影:チャン・タイン・ザン)

結婚式で、キンマとビンロウは不可欠な物である。(撮影:チャン・タイン・ザン)

不死鳥の形のようにキンマを包んでいるヴー・トゥエット・ラン女史。(撮影:チャン・タイン・ザン)

永遠の習慣
キンマとビンロウを食べる習慣は昔からあったが、リー時代(1010年~1225年)、チャン時代(1225年~1400年)からのキンマとビンロウを食べるための道具がまだ残っている。その中、石灰を置く瓶は大切であり、不可欠な物である。特に、昔のベトナム人に対して、石灰を置く瓶を神のように崇拝する。 

キンマとビンロウを置く細かい彫刻が施された道具。(撮影:チャン・フアン)

外国人の観光客にキンマとビンロウを催すバック・ニン省の伝統的な芸術の歌(撮影:チャン・タイン・ザン)

バックニン省の伝統的な歌を歌う芸術が包んだ不死鳥の形のようにキンマを食べるビル・ゲイツ実業家。(撮影:ホアン・ハー)

キンマを催すバック・ニン省の歌。(撮影:チャン・タイン・ザン)

ベトナムの村と文化に関するビンロウの木。(撮影:チャン・フアン)

キンマとビンロウはベトナムの伝統的な儀礼の不可欠なものだけでなく、ベトナムの文化そのものでもある。ベトナムのハイフォン省のカオニャン村では、ビンロウを運ぶ車の列をよく見る。ハノイのタックタット県のフーレ村はどこでも、キンマと石灰を置く瓶が見える。特に、バックニン省のリム祭りでは、キンマとビンロウは不可欠な物である。
ベトナムの南の方、17世紀からキンマの木を植える18の村のキンマは南部の各地方へ運ばれる。ホーチミン市の6区レークアンスン通りのキンマの市場のバデイェムのキンマ、ビンロウが有名である。

文:ヴィン・フン
撮影:チャン・フアン、チャン・タイン・ザン、ホアン・ハト資料
 

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ラグライ族の新米を祝う祭り

ラグライ族の新米を祝う祭り

ラグライ族は南中部地域(主にカインホア省とニントゥアン省の山岳地帯)に古くから居住している少数民族コミュニティです。彼らは、叙事詩、民話、民謡、慣習法、そして文化的アイデンティティが染み付いた多くの独特な祭りなど、豊かな民俗知識を持つ民族です。その中で、新米を祝う祭りは最も重要な祭りの一つであり、ラグライ族が自然、神々、祖先に感謝する心を表しています。特に、この祭りは2023年に国家無形文化遺産として認定されました。

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