5月9日と10日の2日間、アンザン省のタイイエン村人民委員会およびフーコック特区人民委員会において、違法・無報告・無規制(IUU)漁業の防止に関する法律普及活動が行われました。今回の「模擬裁判」は、漁船や漁民を外国海域へ侵入させ、違法に操業させたほか、当局の監視を逃れるために船舶監視システム(VMS)を意図的に切断したという、実際の事件に基づき構成されました。
裁判のプロセスを通じて、合議体は、IUU漁業に関連する違反行為がもたらす法的結果について詳細な分析を行いました。それらは行政処分から刑事責任の追及に至るまで、極めて厳しい法的責任を伴うものです。また、こうした違反行為は、ベトナムのIUU対策への取り組みや、欧州委員会(EC)によるベトナム産水産物への「イエローカード」解除に向けた努力に悪影響を及ぼし、水産分野における国際協力や統合のプロセスを困難にさせると指摘しました。
演劇の手法を用いた、躍動感があり視覚的にも分かりやすいこの「模擬裁判」を通じて、市民は海洋水産資源の採捕に関する法的規定、特にIUU漁業防止に向けた規則をより身近に、深く理解することができました。