アルマーニ氏は、年間売上高が23億ユーロ（約27億ドル）に上るアルマーニ・グループを50年間率い、自ら単独で所有し続けてきました。近年は体調を崩しており、今年6月のミラノ・メンズファッションウィークで行われたショーを欠席しました。アルマーニ氏がファッションショーを欠席したのはこれが初めてでした。

今後は姪のシルヴァーナ氏とロベルタ氏、おいのアンドレア・カメラーナ氏、長年右腕を務めたパンタレオ・デルオルコ氏ら家族が会社経営を引き継ぐ見通しです。

アルマーニのスタイル、とりわけジャケットは1970年代後半から80年代にかけてアメリカの女性たちの間で高い人気を集めました。当時は職場が依然として男性中心だった中で、女性はアルマーニの服に優雅さと力強さを兼ね備えた新しいスタイルを見いだしたとされています。

出身地ミラノでは、今週末に一般弔問の機会が設けられ、葬儀は8日に非公開で行われる予定です。（ロイター）

(VOVWORLD)