2022年7月初旬、ビン・トゥアン省トゥイ・フォン県フオック・テの海域の天候は非常に良好で、例年よりも密度の高いカタクチイワシの群れが数多く見られました。漁師たちは大漁に湧き、海で夜を過ごした後、各船は平均して2.5~3トンのカタクチイワシアンを捕獲し、毎日平均50~70隻の船が上陸します。
この時期、フオック・テ漁港は普段とは違い、早朝から深夜まで多くの人で賑わっています。多くの魚で満たされたカゴが岸に運ばれた時、漁師たちの顔は喜びと興奮に溢れています。一隻の網漁船は平均して約120~250カゴのカタクチイワシを漁獲します。これらは、フオック・テ海の漁師にとって今年の魚の季節で最も賑やかな日と言えるでしょう。
新型コロナ感染症から1年以上が過ぎたカタクチイワシの豊漁は漁師にとって海で魚を獲る喜びだけでなく、仲買人や陸上でこの仕事に関わる人々の収入にもなっています。
海岸に戻ってきた漁船を出迎えるために岸壁に来た漁師の家族や小売り人たち。
カタクチイワシの一カゴの値段は時期にもよりるが約百万ドン。
ビン・トゥアン省トゥイ・フォン県フォック・テのカタクチイワシの蒸し釜。
フォック・テの チン・チエン施設でカタクチイワシを蒸す工程。1 日あたり平均30トン以上のカタクチイワシを蒸す仕事は労働者に多くの雇用を生み出している。
ビン・トゥアン省トゥイ・フォン県フォック・テ集落でカタクチイワシを乾燥。