22/11/2015 19:55 GMT+7 Email Print Like 0

ASEAN首脳会議、ベトナム東部海域問題を懸念

マレーシアの首都クアラルンプールで開催中のASEAN東南アジア諸国連合首脳会議と関連各会議の枠内で、21日午後、第18回ASEAN中国首脳会議、第13回ASEANインド首脳会議、第3回ASEANアメリカ首脳会議、ASEANと日中韓との第18回プラス3首脳会議が行われました。

これらの会議の主な議題の一つはベトナム東部海域、いわゆる南シナ海問題でした。多くの首脳らは、最近の動きはこの海域の平和・安定・安全を脅かしているとの懸念を共有しました。

ベトナムのグエン・タン・ズン首相は、この海域での平和・安定・安全保障はASEAN及び地域内外の利益と責任であると強調し、「武力行使か武力行使の威嚇をせず、1982年国連海洋法条約を初めとする国際法に基づいて平和的に解決することを求める」と述べました。また、ズン首相は、ASEANと中国に対し、ベトナム東部海域で軍事化をせず、DOC=海上行動宣言の効果的な展開、及び、COC=海上行動規範の早期作成を促進するよう呼びかけました。

ASEAN中国首脳会議では、双方は、通商、投資、財政、発展格差の縮小、環境保護、人材育成などの分野において戦略的パートナーシップを促進することで一致しました。また、2020年をめどに、双方の間の貿易総額を1兆ドルに、投資総額を1500億ドルにするという目標を出しました。そして、来年のASEAN・中国対話関係締結25周年にあたり、ASEAN中国首脳会議を開くと共に、文化交流、青年交流、若手実業家フォーラムなどさまざまな記念活動を行うことに合意しました。

ASEANインド首脳会議では、双方の首脳らは、2016~2020年期の行動計画の効果を向上させ、インフラ整備、人間開発、及び、ASEANインド交通協定の交渉といった3つの分野において双方の関係をさらに強化することで一致しました。また、2022年をめどに双方の貿易総額を2000億ドルにするという目標を出しました。

ASEANアメリカ首脳会議では、双方は、ASEANとアメリカとの関係を戦略的パートナーシップに格上げし、来年にASEANアメリカ特別首脳会議を開くことで一致しました。首脳らは、越境犯罪、テロ、人身売買、海賊、動植物の密売などへの防止対策において協力を拡大すると公約しました。そして、経済、通商、投資での協力をさらに促進することにも合意しました。
ASEANと日中韓とのプラス3首脳会議では、首脳らは、経済、通商、財政、観光、教育、科学技術、医療、気候変動対策、環境保護、食料の安全保障などを優先課題にし、東アジアの持続可能な開発を目指すことで一致しました。

ソース:VOV