8日、フィリピンの首都マニラで、AMM50=第50回ASEAN外相会議と関連各会合が閉幕しました。AMM50に関し、ベトナムのグエン・クオク・ズン外務次官は、「ASEAN共同体構築や、ASEANと相手国との関係強化策のほか、ベトナム東部海域問題や、朝鮮半島問題なども主要議題となった」と明らかにしました。
ズン次官は次のように語りました。
「ベトナムは、ASEANの積極的かつ責任ある加盟国として、会議に参加し、ASEAN共同体構築や、ASEAN内の団結の維持、ASEANの中核的役割の向上などに貢献しました。また、ベトナムは、地域内の平和、安定、安全保障などに関する問題についても率直な意見とイニシアチブを出しました。ベトナムの意見とイニシアチブは参加者らの好評を得ました。その結果、ASEANの要求に応え、ASEANの原則の維持・追及に寄与する文書が採択されました。」
会議では、AMM50の共同コミュニケや、ASEAN創設50周年に関する指導者らの宣言、ベトナム東部海域に関するCOC=海上行動規範の枠組などが採択されたということです。
ソース:VOV