会合ではASEANの団結と中核的な役割を維持し、平和、安定の確保、テロ・自然災害・気候変動への対応を強化するとともに、先進的な科学技術を活用し、電子商取引、スマートシティの発展、航空、観光分野での協力を促進する必要があるとの意見が相次ぎました。
また、1月24日と25日の両日、インドの首都ニューデリーで開催されるASEAN・インド対話関係樹立25周年を記念する首脳会議や3月17日と18日、オーストラリアのシドニーで行われるASEAN・オーストラリア特別首脳会議、ASEAN・中国戦略的パートナー関係樹立15周年などの準備について討議が行われました。一方、DOC=海上行動宣言の完全履行、COC=海上行動規範の早期作成についても話しました。
会合で、ベトナムのグエン・クォク・ズン外務次官はASEANの基本的な原則を掲げた上で、団結と中核的な役割を維持し、地域の諸問題や試練の解決で主導的な役割を発揮し、平和、安定、発展に貢献するよう要請しました。この機にズン次官はDOCの遂行を担当するASEAN・中国共同作業グループの第23回会合が3月1日と2日、ベトナムで開催されると明らかにしました。
ソース:VOV