09/07/2020 14:23 GMT+7 Email Print Like 0

ASEANと相手国 法支配で地域の秩序を構築

(VOVWORLD) - 8日午前、ARF=ASEAN地域フォーラムの安全保障政策会議がオンライン形式で開催されました。会議には、ASEAN加盟諸国とASEANの相手国合わせて26ヵ国の代表が出席しました。

会議の開幕式で、ASEAN議長国を務めるベトナムのグエン・チ・ビン国防次官は演説を行い、新型コロナウイルス感染症は医療・社会、経済などの分野に関わる問題であるだけでなく、国防・安全保障に関わる問題でもあると述べ、この疫病への予防対策における各国の協力強化を訴えました。また、ビン次官は「地域は多くの安全保障問題に直面している」と指摘し、次のように語りました。

(テープ)

「伝統的な安全保障問題も非伝統的な安全保障問題も無くならず、存在しており、世界の多くの地域で懸念をもたらすホットスポットとなっています。この地域では、私たちに懸念をもたらしている多くの試練が残されています。これらは、サイバーセキュリティ、朝鮮半島の核問題、テロ問題、海上の安全保障問題などで、中でも、ベトナム東部海域(南シナ海)問題は地域の最も大きな懸念事項です。」

このように語ったビン次官はまた、こうした試練を前に、関係各国は自国の利益だけでなく、他国の利益に配慮しながら、国際法に従ってあらゆる紛争を平和的措置で解決するという方針を堅持し、信頼醸成、協力拡大に努力する必要があると強調しました。

一方、日本防衛省の 西田・安範(にしだ・やすのり)審議官は、日本は、1982年国連海洋法条約をはじめとする国際法に従って紛争を平和的措置で解決するというASEANの立場を支持していると明らかにしました。また、 EU欧州連合の代表も、地域での一方的な行動は地域の平和・安全保障を脅かしているとしています。