05/08/2020 09:17 GMT+7 Email Print Like 0

WHO「特効薬ない可能性」 新型コロナ、事務局長が警告

(VOVWORLD) - WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は3日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症について、「特効薬は現時点でなく、今後も存在しない可能性がある」と述べ、ワクチンや治療薬の開発に過度に期待しないよう警告しました。

世界の感染者が累計で1800万人を超え感染拡大が続く中、各国に検査や患者の隔離、接触者の追跡、社会的距離の維持、マスクの着用といった現在取り得る対策の「全てを実行すべきだ」と求めました。

新型コロナのワクチンをめぐっては、米英中を中心に激しい開発競争が繰り広げられており、一部では臨床試験の最終段階に入っています。治療薬も臨床試験が進行中で、早期の実用化が期待されています。
テドロス氏は会見で、「多くのワクチンの臨床試験が進んでいる。われわれは皆感染を防ぐ効果的なワクチンを望んでいる」と各国の開発努力を評価する一方で、特効薬が今後も存在しない可能性に言及しました。その上で、「現時点で感染拡大を防ぐには公衆衛生と疾病管理の基本が重要になる」と指摘しました。(時事通信)