会談後の記者会見で石原担当相は「アメリカも含め、門戸がオープンであることが大切だ」と指摘しました。アメリカの離脱方針に対しては、すぐに対応を決める必要はないとの認識で一致したと説明しました。
マクレー貿易相からは、1月に参加国で初めて、日本が政省令改正も含めた最終的なTPP承認手続きを終えたことに続き、ニュージーランドも近く手続きを完了する方針が伝えられました。
会談では、3月にチリで開かれる米国以外のTPP参加国の会合についても意見を交換しました。石原氏は、参院の予算審議と重なる見込みで、政治慣習上、日本の閣僚が出席することは困難だとの考えを伝えたといいます。
ソース:VOV