19/11/2019 10:15 GMT+7 Email Print Like 0

ASEAN国防相会議が開催

ASEAN=東南アジア諸国連合の各国の国防相が地域の安全保障について話し合う会議が17日、タイで開かれ、中国が進出を強めるベトナム東部海域(南シナ海)の問題について、各国から事態の沈静化や協力関係の構築を呼びかける意見が出されました。

タイの首都、バンコクでは、ASEAN10か国に加えて日本の河野防衛大臣やアメリカのエスパー国防長官、それに中国の魏鳳和国防相などが出席する一連の会議が17日から2日間の日程で開かれます。このうち、ASEAN10か国の国防相による会議が開かれ、中国が進出を強め、米中が激しくせめぎあう南シナ海の問題などについて、意見が交わされました。

この中で、マレーシアは米中の動きを念頭に「南シナ海は、軍事化や敵対関係への懸念のない、自由で開かれた安全な海でなければならない」と述べ、事態の沈静化を呼びかけました。また、フィリピンは「各国の軍などが協力し、不測の事態を避けたい」と述べ、協力関係を深めていくべきだと訴えました。

南シナ海をめぐってASEAN各国は、今月上旬に行った首脳会議で、中国による埋め立てなどの活動に懸念を示し、けん制する一方、紛争を防ぐための協力が進んでいるとして配慮する姿勢も見せています。

ASEAN各国としては、経済的な結び付きを強める中国との関係を損いたくないという思惑もあるなか、安全保障とのバランスをどう維持するのか模索が続いています。17日、会議に出席中のベトナムのゴ・スアン・リック国防大臣はオーストラリア、ブルネイ、ニュージーランド、韓国の国防大臣とそれぞれ個別会見を行いました。
ソース:VOV