14/09/2018 13:08 GMT+7 Email Print Like 0

身体の不自由な人々向けの民謡『テン』のクラス

民謡「テン(Then)」は少数民族テイ族の言葉で、「天」という意味があり、いわゆる「天」と「地」の天です。この民謡は神様に豊作や幸福などを祈るもので、神様にお願いするための地上から天までの道のりを物語るのです。「テン」は、順調な天候を祈る他に、長生きの長寿、男女の愛、幸運などを祈る内容もあります。そこで、アーティストらは民謡「テン」を謡いながら、撥弦楽器「ダン・ティン(Dan Tinh)」を弾くと共に、踊らなければなりません。
身体の不自由な人々向けの民謡『テン』のクラス - ảnh 1     写真:新聞「LANG SON」
北部ランソン(Lạng Sơn)省における、民謡『テン』の謡いは幅広く普及され、伝統的文化の保存と発揮に寄与しています。民謡『テン』の芸術を維持するために、この数年間、ランソン省行政当局は、文芸公演活動を頻繁に行う一方、身体の不自由な人々向けの民謡『テン』の訓練クラスを開きました。
このクラスは、ランソン省の文化芸術センターと身体障がい者協会の連携で開かれています。幼い頃から両下肢の運動麻痺になったダム・ティ・ナさんは、次のように語っています。               

「私だけでなく、身体障がい者協会の多くのメンバーたちも、民謡『テン』の謡いが好きになっていますよ。私たちが悩みを乗り越えるための喜びをもたらすからです。同時に、我が故郷の伝統的な民謡の保存と発揮に寄与するのです。私自身は、もっと多くの民謡を勉強して欲しい。このクラスだけでなくて、他の地方の謡い手と交流し合いたいからです。」
昔、ランソン省では、民謡『テン』の謡いと楽器『ダン・ティン』の演奏は、礼拝や、春祭り、雨乞いの儀式、成人式などに行われました。民謡の内容は、素朴で、日常生活に近いものばかりであり、自然風景や故郷への感情、男女の愛などの精神を示しています。しかし、『テン』の謡いと楽器『ダン・ティン』の演奏は健常者にとって簡単なものではありませんが、身体の不自由な人に対しては一層難しくなることです。とは言っても、身体障がい者向けの『テン』の謡いクラスはいつも満員だったそうです。
障がい者に『テン』の謡いを教えるビンさんの話です。              

「彼らは身体に障害があるものの、謡いの勉強の為に常に努力しています。民謡『テン』は身体の不自由な人を含む全ての人々にとって親しみやすくなっているようです。そこで、この芸術は、普及、保存、発揮されるべきだと思います。」
一方、ランソン省における民謡『テン』の謡いが優れたアーチストの一人は次のように語っています。            

「この数年間、ランソン省労働傷病軍人社会事業局や、身体障がい者養護施設などは、身体障がい者向けの民謡『テン』クラスを視察して、民謡『テン』クラブを発足させたいという計画を明らかにしました。これは、喜ばしい兆しですよ。」
身体障がい者向けの民謡『テン』クラスは、身体の不自由な人々の精神的な生活の改善に寄与しています。
ソース:VOV