会議で、フック首相は、新しい閣僚に任命決定を手渡し、「この任命は誇りであり、国と国民に委託された大きな責任でもある」と強調しました。また、新政府は、前期の政府が収めた成果を受けついだものの、中部高原地帯テイグエン地方の干ばつ、南部メコンデルタの塩害、交通安全問題、食品安全問題などを解決しなければならないと明らかにしました。フック首相は次のように語りました。
「ベトナム政府は、愛国心を持って、国家予算の縮小、企業の後退、国民の食料不足、国の主権への侵犯、汚職などに断固として抵抗してゆく決意です。私たちは私たちの力で絶対できると思います。これらは非常に大きな試練ですが、中央から末端組織まで試練に直面しなければなりません。体制の面でもやり方でも全ての障壁を撤廃しなければなりません。」
このように語ったフック首相は関連各省庁に対し、ベトナム東部海域(南シナ海)問題解決、不良債権への対応、投資・経営環境の改善、汚職防止対策、電子政府の構築などに関する報告を早期に提出するよう要請しました。
ソース:VOV