11/09/2020 10:25 GMT+7 Email Print Like 0

懐かしい思い出一杯のバインチュオイ

バインチュオイ(揚げバナナケーキ)は他のお菓子にはないサクサクした甘い味わいで、いつの時代も変わらず女の子や学生たちに大人気のスナックです。
バインチュオイはお腹がグルグルなっている時に食べるおやつとしてだけでなく、学生時代の忘れ難い「思い出の食べ物」としても知られています。確かにこのバインチュオイを一口噛むとケーキのサクサク感、バナナの柔らかな甘さとココナッツの香りが口一杯に広がりとても魅力的です。

このローカルなおやつは賑やかな街の真ん中に長年生き続けてきました。街中で偶然に素朴な車輪付きの屋台を押している母親と女の子の姿を見かけるイメージが頭の中に強く刻まれています。



皿に盛られた揚げバインチュオイ。
 
まだ学校の屋根の下で勉強していた頃のことを思い出します。放課後、校門の前にはいつも熱くて甘い香りのバインチュオイを売っていました。バインチュオイの屋台の周りは小さな子供たちが集まって大賑わい。子供にとっては「高価な」お菓子を売るおばさんは、金色のバインチュオイをフライパンから取り出し、笑いながらお客さんに話しかけたり、買わないかと何度も注文を取っていました。バナナを揚げる甘い香りが欲しくなるといつも、昔の思い出が美しいイメージになって一気に蘇ってきます。
美味しくて美しいサクサクの金色のバインチュオイを作るために、ケーキ屋のおばさんは熱いフライパンからバナナを取り出すタイミングを図る必要があります。火は弱すぎず、強すぎず、調度いい加減に。同時に、揚げているバインチュオイが途中で空になったり、揚げ過ぎて表面が焦げてしまわないように、バナナの回し方にも注意を払うことがポイントです。よりサクサク感を出したいなら、もう一度小麦粉に浸し、バインチュオイが黄金色になるまで揚げ、皿に乗せて出来上がり。
バインチュオイはサイゴンを訪れた人が絶対見逃してはならない有名なストリートフードの1つです。最近、バインチュオイが大好きな人は、毎週必ず賑やかなフードストリートでケーキを売っている屋台があるので、いくつか買って持ち帰りにしてみてはいかがでしょう。朝、友達と一緒に美味しいケーキを食べて、さわやかで黄金色の新しい食感を楽しんでください。

文、撮影:グエン・ルアン