11/07/2020 11:08 GMT+7 Email Print Like 0

仏聖地ルルド、初のオンライン巡礼 8千万人参加

(VOVWORLD) - ルルドには毎年夏になると世界各地から多くの巡礼者が訪れ、聖母マリアが現れたとされるこの地にろうそくをともしますが、新型コロナウイルスの世界的な流行で国際線の運行が停止し、多くの国境が封鎖され、ソーシャル・ディスタンシングの措置が取られる中、別の手段を講じる必要がありました。

フランス南西部にあるキリスト教カトリックの聖地ルルドで16日、史上初となるオンライン形式の巡礼が行われました。新型コロナウイルスの危機を受けたもので、世界中から8000万人がインターネットを通じて参加しました。

ルルドには毎年夏になると世界各地から多くの巡礼者が訪れ、聖母マリアが現れたとされるこの地にろうそくをともします。しかし、新型コロナウイルスの世界的な流行で国際線の運行が停止し、多くの国境が封鎖され、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)の措置が取られる中、別の手段を講じる必要がありました。

「ルルド・ユナイテッド」と名付けられたオンライン巡礼では、テレビやソーシャルメディアを通じてミサや祈りが5か国語で終日配信しました。午後には、1858年に聖母マリアが少女ベルナデッタ・スビルーのもとに出現したとされる18回目で最後の日に合わせ、洞窟からミサがライブ中継されました。

この洞窟には病気を治すといわれる泉が湧き出ており、巡礼者はその水を飲みます。

テレビでルルドの映像を視聴する人は増加しており、約15万人に上る日もあります。フェイスブックのフォロー数は約5倍になり、新たに開設したツイッターやインスタグラムのアカウントもフォロワーが急増しています。

ルルドは2か月間の閉鎖を経て5月16日に再開しましたが、今夏の巡礼はほぼ全て中止となっており、個人の巡礼のみ受け入れています。(AFP通信)