25/10/2018 10:30 GMT+7 Email Print Like 0

リオン、ベトナムの医療と環境に関する覚書2件を交換

医療機器や環境機器の製造・販売などを手掛けるリオン株式会社(東京都国分寺市)は10日、日本を訪問していたグエン・スアン・フック首相の立ち会いのもと、ベトナムでの医療と環境の取り組みに関する2件の覚書(MOU)を交換した。

 1件目は医療に関する覚書で、市民に対する聴力検査サービス事業や労働者に対する健康診断活動、作業環境騒音の測定活動について相互に協力するほか、活動の結果得られたデータおよびその分析結果を共有するとともに、国立労働・環境衛生研究所(NIOEH)がその分析結果をもとに聴力検査機器を用いた聴力検査を健康診断制度に反映するとの内容が盛り込まれている。

 これに先立ち、リオンはハノイ市の国立バックマイ病院において、2016年4月より「日越聴覚検査センター」の創設と運営に協力してきた。さらに、国際協力機構(JICA)の支援を受け、奈良県立医科大学と連携して難聴者の早期発見と人材育成を展開してきた。

 今年5月には、紅河デルタ地方ハナム省に設立される第2バックマイ病院に聴覚検査センターを立ち上げる協力についても覚書を締結している。

 2件目は環境に関する覚書で、今年11月にハノイ市のノイバイ国際空港にリオンが提供する航空機騒音観測システムを設置するとともに、測定評価マニュアルの作成・提供、機器の測定技術指導を実施するとの内容が盛り込まれている。ベトナム国内の空港に航空機騒音観測システムを導入するのは今回が初めてとなる。

 これに先立つ2017年7月、リオンはベトナムにおける航空機騒音の監視および測定技術の確立に向けた技術協力についてベトナム民間航空局(CAAV)と覚書を締結した。今年3月には、ベトナムの航空機騒音測定技術の指導および普及を図ることを目的に、JICAの「民間技術普及促進事業」に採択された。

 今年9月には、ベトナム民間航空局およびベトナム空港公社(ACV)とリオンの3社の間で、航空機騒音観測システムの設置など(騒音観測機器の据付やソフトウェアの提供など)、事業実施の詳細に関する合意契約を締結している。
ソース:www.viet-jo.com