10日、南部ベンチエ省で、ベトナム戦争中に犠牲になった人々の冥福式とA210号の連絡ルートの記念塔の起工式が行われました。これは「恩に報いる」というベトナムの美意識を示すと共に、かつての戦争中に国の民族独立のため命をささげた人民軍の幹部や兵士、人々の恩を偲ぶためのものです。
この機に、ベンチエ省は地元にある貧困者およそ1千人を対象に、無料診断を行ったり、薬を支給したりしました。そのほか、900世帯にプレゼントを贈りました。
なお、アメリカ帝国主義者に対する戦いの1960年から1975年まで、A210号の連絡ルートはチャビン省・ベンチエ省・ゴーコン省の3つの省の間に武器、物資の輸送と、人民軍の幹部や兵士を送迎するための南部革命の重要な連絡ルートの一つでした。
ソース:VOV