開会式で、ビン大臣は「ベトナム政府は2011年~2015年期のベトナムの経済社会発展計画の実施状況に関するパートナーの評価を歓迎する」と強調しました。一方、クワクワ女史は今後5年間のベトナムの発展方向に意見を提出するとともに、労働効率の向上、成長に際しての環境保全、社会福祉と貧困解消、政府の運営能力の向上といった4つの大きな問題を取り上げました。
フォーラムで、ズン首相は2016年~2020年期の目標は迅速で着実な発展をとげ、GDP=国内総生産の伸び率を6.5%から7%にし、文化発展、社会安全保障と公平の確保、国民の生活水準の改善を促進することであると強調しました。
なお、今回のフォーラムは2016年~2020年期の経済社会発展計画と2011年~2020年期の経済社会発展戦略の突破口に関する2回の討論会を含めています。
第1回討論会で2015年の経済社会状況や2016年~2020年期の経済社会発展計画の主な内容、ベトナムでの国連の持続可能な開発目標の実施状況などが報告されますが、第2回で経済社会発展を目指す3つの重要な措置の実施状況、現代的な市場経済体制作りに関するパートナーの見解、インフラ整備、人材育成に対する投資などの問題が取り上げられるとしています。
ソース:VOV